ウォーターサーバーは贅沢品なのだろうか
私は以前一年間ほどウォーターサーバーをレンタルして水を定期的に購入していました。
きっかけは知り合いのお家で鍋パーティをしたときにそのお鍋の出汁をウォーターサーバーの水で作ったと聞き、味がとても良かったことからうちにも導入しようということになりました。
それまで料理に使う水は全て水道水で浄水器もありませんでした。
お米を炊くのももちろん水道水です。
知り合いはお米を炊くのも煮物をするのもすべてウォーターサーバーのお水を使うそうです。
さっそくウォーターサーバーを取り扱う業者をインターネットで調べ、契約に至りました。
確か初回はお水2タンクが無料で、サーバーのレンタル料金も無料でしたので、ランニングコストとしては3つめ以降のお水代とサーバーにかかる電気代のみということになります。
それからというもの何かしらウォーターサーバーのお水でお料理したり、観葉植物にあげるお水、ペットに与えるお水までもサーバーだよりでした。
今考えるとかなり贅沢ですよね。
しかしその贅沢も一年たつころにはもったいないと言う気持ちに変わり、いつ解約しようかと考えるようになりました。
理由はやはり何気なく使う癖がついてしまったのでどんどんお水がなくなり、どんどんと注文していると月の水に当てる費用が膨大になってしまっていたからでした。
水道水感覚で使ってしまっていたのです。
しかも、サーバーは場所をとるのです。
サーバーだけでなく、ストックしている水のタンクも結構大きくて重いのです。
形状が特殊なので積み重ねることもできないのでひたすら横に並べて部屋を占領していました。
その当時、チワワを室内で飼っておりましたので、チワワにとってはとてつもなく邪魔だったに違いありません。
冬場はまだベランダに出しておけるのですが夏場は衛生的にもよろしくない気がして全て部屋の中に並べていました。
一つづつ注文すれば置き場所に悩まされることもないのですがなんせすぐに使いきってしまうのでストックしておかないと不安なのです。
水が残り1タンクになるととても焦っていたのを思い出します。
そんな私もいよいよ水代が払えなくなり解約に至ってしまいしたがサーバーが撤去されたあとは何かに開放されたかのようにすっきりしたのを覚えています。
解約して不便だなと思わされたことと言えば、カップラーメンを作る時に熱いお湯がすぐに用意されていないということぐらいでした。
これは電気ポットで即解決しました。
しかしやはり水道水は味がイマイチなので使う頻度さえ気をつけられればまたレンタルしたいなと、子どもができてからは思うようになりました。